はじめまして。ぴーすパパこと佐伯秀和です。よろしくお願い致します。
Introduction|ゴールデンレトリバーと生活する全ての方に。 |
私たちぴーすは、ゴールデンレトリバー専門ブリーダーとして「健康」と「美しさ」を第一目標にゴールデンをブリーディングを行ってきました。 ゴールデンレトリバーのブリーディングに必要不可欠なのが血統書です。 血統書(正確には血統証明書)はJKCに代表される犬籍簿管理団体によって、管理、発行されています。 この血統書には先祖の名前やドッグショー、訓練試験、などの受賞暦がわかります。また、最近では股関節のレントゲン検査の評価も掲載できるようになりました。 このページでは股関節のレントゲン評価を中心に血統書の見方をご説明いたします。 |
血統書に赤、青、緑でアンダーラインが入っています。
赤が股間節のレントゲンの評価結果、
青が合格した訓練試験の科目、
緑がドッグショーでのタイトルです。
CH/01.11と記入されていたら、
2001年11月にJKCでチャンピオンタイトルを獲得したという事になります。
(AM)となっている場合はアメリカのドッグショーでチャンピオンタイトルを獲得したということになります。
簡単に説明しますと、血統書内にCHが付いている先祖が多いほど、
ドッグショーに向いていると判断できます。
テキーラは7個。ちなみに我が家で一番多いのはウィッチで14個(先祖全員)です。
しかし、
ドッグショーは特殊な世界ですので、家族として暮らす上では重要な要素ではないと思います。
JKCが行っている訓練試験の一種に家庭犬訓練試験というのがあります。
これがCDと呼ばれています。
CD1は本当に簡単なハウスとか待てなど規程 2 + 選択 3 = 5に合格するともらえます。
CD2、CD3と難易度が上がります。
ちなみに、ドッグショーでチャンピオンの取得条件の一つにCD1の合格があります。
ゴールデンらしい性格で、姿が美しいだけではチャンピオンにはなれません。
CD1に苦労するショードッグもいるとかいないとか!?
最も身近な公的な訓練試験ですので、愛犬と一緒にチャレンジするのも楽しいかもしれません。
ゴールデンレトリバーは股関節形成不全が多い犬種です。
発症には生まれ持った要素が関係します。
テキーラの血統書の赤のラインを見てください。
いろいろな種類があると思います。
OFA42F
OFA37G
OFEL37N
JH02/02A012
結論を先に書きますと、OFAの記載のある先祖が多いほど、
代々、股関節形成不全に注意されてきた証拠です。
股関節形成不全を発症する確立も少ないと考えられます。
さらに読み進むと詳しく記載してありますがJHのの場合は、
02/02の数字が小さい先祖が多いほど、
股関節形成不全を発症する確立も少ないと考えられます。
血統書にOFAやJHの記載があるでしょうか?
JHの数字は少ないでしょうか?
もしOFAの記載が全く無い、JHの無い、若しくはJHの数値が大きい場合は、
股関節形成不全に注意が必要です。
今は元気に走っていても、フードや運動などの管理の仕方によっては
歩けなくなる可能性があります。
まだ小さな子犬であれば、
出来るだけ早い時期から正しい管理の方法を行えば、
発症する確立はぐんと下げられます。
OFAの記載が全く無い、JHの無い、若しくはJHの数値が大きい場合は、
すぐに当店にご相談下さい。
いつまでも元気に走れるように、
股関節形成不全予防に必ずお力になれます。
下記のボタンをクリックし、ご相談下さい。
ここから下はちょっと詳しいOFAとJAHDの説明になります。
まずはOFAに関して。
OFAとは股関節形成不全の恐ろしさを啓蒙するために設立されたアメリカの非営利団体で、
アメリカではOFAの診断に合格しないとその犬の子孫は血統書が発行されません。
検査は犬を仰向けにして股関節のレントゲンを撮影します。
そのレントゲンを元に専門医が3人それぞれ7段階の評価をし3人の平均で評価が決まります。
Excellent(エクセレント) | |
Good(グッド) | 合格 |
Fair(フェア) | |
Borderline(ボーダーライン) | 再検査 |
Mild(マイルド) | |
Moderate(モデレート) | 不合格 |
Severe(シビア) |
OFAの検査結果の見方
OFA42F・・・OFAにて42ヶ月齢に検査してフェアだった。
OFA37G・・・OFAにて37ヶ月齢に検査してグッドだった。
下記の評価は股関節ではなく肘関節の評価です。
OFEL37N・・・OFAにて37ヶ月齢に肘関節の検査をして正常だった。
一昔前までは股関節の評価は日本ではOFAしかありませんでした。
また、OFA用のレントゲン撮影が出来る病院も限られていました。
私たちも最初はOFA用のレントゲン検査が出来る病院探しに苦労しました。
また、英語で申し込み用紙を記入する必要もあり、
診断結果が戻ってこない場合には英語でOFAに問い合わせをしなければならず、
大変苦労した記憶があります。
「すべてはゴールデンのため」と頑張っていましたが、
最近では日本にも股関節の評価の出来る機関が出来ました。
JAHD(日本動物遺伝病ネットワーク)です。
JAHDでは日本語で申込みが出来て、日本語で診断が返ってきます。
また、OFAよりも細部にわたって診断してくれるので誤診が少ないとされています。
JAHDの検査結果の見方 |
JH02/02A012 J・・・JAHDにて評価 H・・・股関節 02・・・右股関節のポイント /02・・・左股関節の評価 A・・・FCIの規定による評価 012・・・検査時の月齢 |
FCIの規定による評価 | JAHDの 評価ポイント | |
---|---|---|
A | 股関節形成不全症の兆候なし | 0 ~ 4 |
B | ほぼ正常な股関節 | 5 ~ 11 |
C | 軽度の股関節形成不全症 | 12 ~ 15 |
D | 中度の股関節形成不全症 | 16 ~ 20 |
E | 重度の股関節形成不全症 | 21 ~ 45 |
また、股関節形成不全の予防には管理の仕方が重要です。
太らせない、無理な運動はさせない、滑りやすい場所を避ける。
この3点を守るだけでいつまでも元気に歩ける可能性が高まります。
動物病院で「もっと太らせなさい」と言われた経験はないでしょうか?
しかし、脂肪をつけて太らせてもデメリットばかりです。
筋肉を付けることで関節の負担を和らげる事が出来ると言われています。
無理な運動をさせずに筋肉を付けるノウハウがぴーすにはあります。
そのために必要な栄養バランスのフードや管理方法を知っています。
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